その1) 楽しい教習所
車の免許がほしくて 教習所へ通った。
全てが全てじゃないのだが
なんで 教習所の教官はあんなえらそうなんだ?
かくゆう 俺も喧嘩することになり
2回ほど ハンコがもらえずにダブった。
その日は夜の教習だったのだが
俺はおっさんの教官に当たり
そのおっさん曰く
ブレーキ アクセル 及び クラッチペダルを踏む際
踵は一切つけてはならない
とか わけのわからないことを
言い出し 俺の足は 教習中ずっと
教官の懐中電灯で照らされることとなった。
それにより 俺の足は早くも
プルプルし出して 今にも痙攣しそうな 勢いであった。
これよぉ どう考えても こっちのほうが事故るよなぁ
なんて 思いつつ
S字とL字のクランクを練習。
そして 突然教官が怒り出した。
「なんで君の運転は クランク内でGがかかるのよ??」
「曲がりきれてるじゃないすか」
「そういう問題じゃないでしょうがぁ」
「はぁ? んじゃ どういう問題なんだよ
あんたが踵つけんなっつうからよぉ
アクセル余計に踏んじまうんだろがぁあ」
「君は教官の言う指示に従えないのかね?」
「はぁ?」
プッチン
俺の中で何かが切れた。
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
頭に血が登った運転者は
S字とL字のクランクを直進!!
「教習中止!!」
「はぁ?もう俺一人で練習すっから
あんた 降りていいよ」
「今すぐ その脇に止めなさい」
こうして 車を端に止め
教官としばし 口論となり
俺は車から 引きずり下ろされた。
それから 俺は頭にきて
期限ギリギリまで教習に 行かなかった。
そして なんと また 例の教官 にぶちあたってしまったのである。
俺はその瞬間帰ろうかと思ったのだが
期限にもう余裕はないため
しぶしぶ乗車した。
しかし なんとこのおっさんは
まったく俺のことを覚えていなかった。
路上教習だったのだが
「君はいい運転するねぇ」
なんて 言い出して
「教官横で寝ててもいいかな?」(笑
なんて 言ってくる。
プチプチッ
なんだ コイツは・・・
俺はだんだん 腹が立ってきた。
そして 急斜面を登る練習のため
人気のない急坂にさしかかった。
停車して 再び発進する際
サイドブレーキを使わないで発車したのだが
そこで 教官がまた わめき出した。
「今 使わなかったでしょ?」
「はぁ? 使う必要もなく 発車して
ちゃんと 登ったんだから
問題ないでしょうがぁ」
そして それが減点とか言い出したので
期限に余裕のない運転者は
プチンッ
ブ〜〜〜ン キキィィイイ〜〜
「もっかい やりゃ いいんだろがぁあ
ああ やってやるよっ!!」
急なその坂道を 急速でバック
そして 急ブレーキ。
教官はシートに後頭部を強打していたが
んなことは知らない。
そして サイドを引き
もう一回やってみせた。
しかし 怒り狂った教官は
また ハンコはやらねぇと言い出した。
口論しながら 教習所まで帰り
抗議をいくらしても無駄だったので
車をあとにした。
なんとか期限ギリギリで教習所を終え
免許を取得した。
もう 二度と教習所には通いたくないもんだ。
華を咲かそう