その9) たまたま直撃
あれは中学3年の 美術の時間だったであろうか
友人の絵が下手だったので 笑った。
友人は怒り 前方から トーキックで
俺のタマタマを 蹴り上げた。
うぐぅお・・がふっ・・
ぁぁう・・ううぅううう・・
息が苦しくなり俺は床に沈みこんだ。
嫌な汗がドバッと噴出し
下腹部が異常に痛い・・。
めったに体感したことのない痛みであった。
次の授業中もずっと痛みは治まらない。
出血してるのか??
不安になり トイレに行って パンツを下ろした。
なんだ〜これ〜〜〜
おいなりさんが 真っ青だよ!!・・(恐
棒はなんともないんだが 金玉は内出血していた。
小学校時代 とある友人が金玉を負傷し
血尿を出して チンコに注射をうった話を
聞いていたため
俺もそうなるのか??・・・
と 不安になった。
彼は俺と一緒に 他の友人と共に公園のアスレチックで
鬼ごっこをして 遊んでいた。
アスレチックの最上部から 脱出するのには
登り棒を 滑り降りるのが最速であった。
彼は鬼に最上部まで追い込まれ
逃げ場を失っていた。
そして 苦し紛れに ジャンプして
登り棒に飛びついた。
勢いがかなりあったために
彼の体は横向きに空中を泳いだ。
そのまま 彼の体は
登り棒をぐるんと 一周し
彼は股を広げて 足ではさむことで
その勢いを止めようとした。
キ〜〜〜〜ン!!
直撃!!(痛
彼は再び アスレチックの方へ足を伸ばし
最上部に戻り その場に倒れこんだ。
玉を打ち付けたことは誰の目にも明らかであった。
だいじょうぶか?!
ジャンプしないと玉が体に入っちまうぞ!!
と 誰かが叫んだ。
彼はその場で泣きながら立ち上がり
公園の 一番高く最も目立つその場所で
金玉を押さえながら ジャンプし続けた。
一般人は 何が起こったのかと
目をキョトンとしていたが
俺たちは 彼に同情しつつも
腹を抱えて笑い転げていた。
そして 今 俺は彼を追いかけることになった・・・。
歩くだけでも 腿にこすれて 痛い。
そして もう一つ不安がよぎった。
そう
それは
出るのか??・・・・(汗
そう 出なければ 俺はもう 中学3年にして
生殖不能者だ・・。
「あっ 種なし男だ〜〜〜〜〜〜〜!!」
と 街中の女性たちに指を指される。
「はい 僕のバナナには タネもしかけもありません!!」(ニッコリ
と 明るく笑顔で 俺はこれからも
生きていけるだろうか??
そんなのは嫌だ!!
童貞で終わってたまるかっ!!
帰宅と同時に レッツラ トライ!!
部屋に入ると同時に 制服のズボンは
すでに 下ろし終わっていた。
おかずをゆっくり選んでいる暇はなかった。
よし!!
気合を入れて 命運をかけた一打を
はじき出すべく 俺は
がんばった!!
こすこすこすこすこすこすっ
ドピュッ;;
ぬぉ 出たっ!!
血も混じってないよ!!
と 男泣きした。
良かった 俺はまだ 女性たちと
明日を戦って行ける 愛の戦士だ!!
俺の家族計画プログラムはまだ
作動中じゃぃいいいいい〜〜〜。
そして 次の日の朝。
ぐぉ 腫れひいてないよ??
アームストロング船長が 地球は青かった
と 言っていたが
俺の地球も まだまだ青かった・・・。(号泣
おかんに学校を休むと告げた。
「なんで 学校休まなあかんねん??」
「地球が青いからさ!!」(スマイル
「は??」
女性には まったく理解不能な
その痛みについて 俺はおかんに
熱く語った。
おかんは まったく納得せず
いいから パンツを下ろせ と言う。
俺は操を守るために それを必死で拒否。
おかんは 担任に
ムスコのタマが腫れたと電話を入れてくれた。
そして おかんは俺の大嫌いな
病院に行こうと 言い出した。
俺は操を守るために それを必死で拒否。
結局 学校を3日も休むと
金玉に謎のかさぶたが 浮き上がってきて
それが むけると 金玉にも
ナイスな色つやが戻ってきた。
おかげさまで 僕も人間並に歩行できるようになりました。
そして 良かった〜〜 チンポに注射うたれなくて
と ホッとしたものだ。
操を守ったかいがあった
これで僕も綺麗な体でお嫁にいけます♪
その痛みをともなって以来
俺は喧嘩においても
絶対 相手に対し金的は控えている。
華を咲かそう